エンタープライズ向け対話型AIソフトウェアのKore.aiとIIJエンジニアリングがリセラーパートナー契約締結

IIJエンジニアリングがゴールドパートナーとして、自社のICT運用アウトソーシングサービスとKore.ai製品を組み合わせて提供

2022年8月31日
Kore.ai Japan合同会社
株式会社IIJエンジニアリング


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対話型AIソフトウェアのリーディングカンパニー、米Kore.ai(コア・エーアイ)社の日本法人であるKore.ai Japan合同会社(本社:東京都港区、エグゼクティブ・バイスプレジデントアジア太平洋 及び 日本社長:スリニ・ウナマタラ、以下「Kore.ai」)および、株式会社IIJエンジニアリング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山井 美和、以下「IIJエンジニアリング」)は、リセラーパートナー契約を締結いたしました。

IIJエンジニアリングはゴールドパートナーとして、対話型AIプラットフォーム「Kore.ai XO Platform」や、コンタクトセンターソリューション「SmartAssist」などKore.aiのユーザーサポート製品を本日より取扱開始し、自社のICT運用アウトソーシングサービスと組み合わせ、主にエンタープライズ企業向けに提供します。製品の再販にとどまらず、情報システム部門向けにシステムのセットアップ、AI用知識学習などの導入支援(インテグレーションサービス)と導入後の保守・運用に加え、お客様のニーズに合わせて対応時間等のサポート体制を強化する「拡張サポート」をあわせて提供することで、お客様企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援していきます。

IIJエンジニアリングでは、ユーザーサポート業務におけるフロント対応が今後AIやロボットに移行し、人の役割はその仕組みづくりへと変化していくと考え、2017年からBPO(業務アウトソーシング)およびRPA(業務自動化)サービスを提供しています。従来、情報システム部門がユーザー部門の業務をどれだけ理解しシステムに反映できるかが、DXを推進する上での一つの鍵でした。Kore.ai製品は、UIのドラッグアンドドロップでバーチャルアシスタントのレスポンスを容易に設計できるため、ユーザー部門の要望を即時システムに反映して、より現場のニーズに合ったサポート業務の自動化を進めることができます。IIJエンジニアリングでは、同社のICT運用アウトソーシングサービスの一環として導入支援することで、お客様企業のDX推進を支援していきます。一方、Kore.aiは、IIJエンジニアリングが、創業以来25年間、一貫してICTアウトソーシング事業を展開し、そこで培った技術力やビジネスネットワークが、Kore.ai製品の市場拡大に貢献することができると期待しています。

IIJエンジニアリングでは、Kore.ai製品の社内導入も進めており、今後は、実際の活用から得た知見もKore.ai製品の販売に活かし、顧客のDX推進実現に貢献していく予定です。また、将来的には、中堅中小企業向けに、Kore.ai製品をMSP(マネージドサービスプロバイダー)サービスとして提供していくことも視野に入れています。

Kore.ai製品の特徴
・対話型AIプラットフォーム「Kore.ai XO Platform」

Kore.aiが提供する対話型AIプラットフォーム「Kore.ai XO Platform」は、独自の3つのエンジンを組み合わせた自然言語処理により、人と会話をしているような形で高度な問い合わせ対応やアクションを実現します。ローコード/ノーコードの開発環境により、比較的簡単にバーチャルアシスタントを構築・運用することが可能です。テキストと音声の両方に対応しており、追加費用なく30以上の外部チャネルとの接続が可能です。事前に作成したフローから外れる予測不可能な発言に対しても対話を継続することができ、AIによる自己解決率は80%を超えています。
※2022年5月、Kore.ai Virtual Assistant Platformのブランド名をKore.ai XO Platformに変更しました。

・コンタクトセンターソリューション「SmartAssist」
「SmartAssist」は、世界初のAIネイティブ型エンドツーエンドCall Center as-a-Service(CCaaS)です。Kore.ai XO Platformを基盤に、対話型IVR(自動音声応答システム)やバーチャルアシスタント、コールデフレクションを組み合わせることで、インバウンドのカスタマーサービスコールにおけるエンドツーエンドのコール自動化を実現します。最新版のSmartAssistでは、最大80%のコールとチャットを自動化し、ライブエージェントに連絡することなく、顧客満足度の向上と優れたカスタマーエクスペリエンスを実現します。また、対話の内容を過去の履歴/エスカレーション時の感情等もシームレスにライブエージェントに連携し、さらに、問い合わせに対する回答例をボットがライブエージェントに推奨するなどし、問い合わせ対応業務の支援をします。

IIJエンジニアリング ICT運用アウトソーシングサービスの特徴
・情報システム部門特化ソリューション

IIJエンジニアリングが提供するICT運用アウトソーシングサービスは、企業の情報システム部門に特化したラインアップを揃えることで、情報部門技術者を社内操作支援やヘルプデスクなど反復性の高い定常業務から開放し、本来注力すべきICT戦略・DXの推進にふりむけることを支援します。お客様システムのフィールドサポートやテクニカルサポートなど、様々な顧客支援サービスを提供していますが、特に利用者の多い社内向けヘルプデスクでも、専用体制をとることで顧客の企業カルチャーに合わせた対応や独自アプリケーションの運用までも含めて総合的に対応します。いずれも多彩なRPA(業務自動化)、OCR(自動文字認識)、AIプラットフォームを活用して高効率なアウトソーシングを提供します。なお24時間365日のオペレーション環境により、緊急性の高いインシデントは夜間休日の提供も可能です。


以上


Kore.aiについて

Kore.ai(コア・エーアイ)は、市場有数の対話型AIプラットフォーム上に構築されたデジタルバーチャルアシスタントを通じて、顧客と従業員のやり取りを自動化し、ビジネスのスピードを速めています。顧客と従業員の体験を優先する企業は、Kore.aiのノーコード対話型AIプラットフォームを使用して、顧客満足度を高め、運営コストを低減しています。米国の上位4行の銀行、上位3社のヘルスケア企業、100社を超えるフォーチュン500企業が導入しており、2014年のKore.ai設立以来、10億件のインタラクションを自動化してきました。Kore.aiの構築済みの業界や部門向けバーチャルアシスタントは、こうしたトップ企業がフロントオフィス業務の自動化の影響をより簡単かつ迅速に拡大できるようにします。Kore.aiはトップアナリストから、リーダー企業そして革新企業として認められています。本社を米国オーランドに置き、日本、インド、英国、欧州に拠点を擁しています。詳細については、kore.aiをご覧ください。

Kore.ai バーチャルアシスタントの動画ライブラリはこちら:https://www.vashowroom.com/動画


株式会社IIJエンジニアリングについて

株式会社IIJエンジニアリングは、商用インターネットサービスプロバイダの草分けである株式会社インターネットイニシアティブのサービス運用監視業務を担う子会社として、1998年に設立されました。以来、データセンターでの運用監視業務やヘルプデスクの運営などをはじめネットワーク運用管理に関する様々なアウトソーシングサービスを提供しています。詳細については、https://www.iij-engineering.co.jp/をご覧ください。


本件にかかるお問い合わせ先:

報道機関の方のお問い合わせ
Kore.ai Japan合同会社
御舩 E-mail: kojiro.mifune@kore.com

共同ピーアール株式会社(Kore.ai Japan 広報代行)
担当/電話番号:児玉(070-4303-7256)、竹村(080-8870-0347)
E-mail: kore.ai-pr@kyodo-pr.co.jp

IIJグループ広報
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E-mail: press@iij.ad.jp URL: https://www.iij.ad.jp/

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Kore.ai Japan合同会社
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