マルチアクセスソリューション

CASE

事例① ジュビロ磐田様 入場ゲート・グッズ売り場向け回線

■対象イベント
エコパスタジアム(静岡スタジアム)で開催されたサッカー明治安田J1リーグ第26節「ジュビロ磐田 対 鹿島アントラーズ」の試合。(2024年8月)

■観客動員数
およそ3万3千人

■導入内容
携帯キャリア網の輻輳によりモバイル通信の速度低下や遅延が顕著になるなか、
衛星ブロードバンドサービスを活用し、スタジアムの複数エリアにて安定した通信環境を構築。
電子チケットの確認やキャッシュレス決済をスムーズに行なうことができました。

背景

 ジュビロ磐田では大勢の観客が集まるサッカーの試合会場での通信品質の向上が課題となっていました。
数万人の観客が集中し携帯キャリア網が輻輳することで、
入場時の電子チケットの確認や飲食・グッズ売り場のキャッシュレス決済等の運営業務に支障が生じ、
来場者の満足度・利便性も低下するため、
携帯キャリア網の混雑影響を受けない安定した通信環境の構築が求められていました。

 <実情>
・広大なスタジアムの敷地では必要なエリアにフレッツ等の固定ブロードバンド回線の敷設が難しい。
・設備を維持管理するコストが非常に高く、短期イベントの通信需要に対して見合わない。

効果

 衛星ブロードバンド通信サービスを高品質なIIJバックボーン経由でインターネットに接続する通信環境及び、Wi-Fi環境をパッケージ化して会場に導入。
現場では衛星アンテナやWi-Fi機器の設置位置、電波強度の測定など、これまで培ったノウハウをもとに最適な調整を実施。

 その結果、
● 多くの人が集中する入場ゲートおよびチケット・グッズ売り場周辺で、
  電子チケット確認端末やキャシュレス決済端末等の通信が安定。

● 円滑に入場券の確認やキャッシュレス決済を行なうことができ、
  行列の解消、試合運営業務の品質向上を実現。
   

当日の設置イメージ


 (参考情報)
  エンジニア向けのブログ「IIJ Engineers Blog」において、本取り組みを紹介しています。
  「エコパスタジアムでのWi-Fi導入 ~ 機材設置の裏舞台を紹介」
  https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/27871

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